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セキュリティシステム販売会社等を傘下に持つあいホールディングス（本社：東京都中央区、代表：代表取締役会長 佐々木秀吉）は、連結子会社であるグラフテック（本社：神奈川県横浜市、代表：代表取締役社長 佐々木秀吉） の業務提携先であるアドバンスフードテック（本社：愛知県豊橋市、代表：代表取締役社長 鈴木周一）の株式を取得し、子会社としたと発表した。

アドバンスフードテックは、金属異物が放つ磁力源を高感度の磁気センサーで検出する金属異物検査装置の開発・販売を事業内容とする会社で、蓄電池のフィルムやインスタント食品、冷凍食品のパック商品などの異物混入防止向けに商品化している。

一方、グラフテックは、自社が手掛ける計測機器や試験装置で自動車、電機、機械分野に強みを持っており、アドバンスフードテックの製品を加えることで、食品、医薬品、化粧品分野などの市場が開拓できるとの狙いから、両社は、平成 28 年 11 月 28 日付で業務提携契約を締結し、協力関係を構築してきた。

今般、アドバンスフードテックを子会社化し、グラフテックを総代理店として当社グループと一体となって製品を拡販することが、両社の今後の競争力や成長力を一段と高めることになるとの認識で一致したため、アドバンスフードテックの株式 86.6％を取得することを決定したもの。

（機械・金属製品製造のM&Aニュース）