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カネカ<4118>、米国複合材料用樹脂の配合メーカーを買収

掲載日:2017年06月22日

カネカ(本社:大阪市北区、社長:角倉 護)の米州統括会社であるKaneka Americas Holding, Inc.(本社:米国テキサス州、社長:藤井 一彦、以下「KAH」)は、航空・宇宙分野における樹脂配合メーカーであるApplied Poleramic Inc.(本社:米国カリフォルニア州、社長:Brian S. Hayes、以下「API」)と株式譲渡契約を締結したと発表した。KAHがAPIの全株式を約15億円で取得し、連結子会社とする。

航空・宇宙分野では、航空機のエンジンなどの高熱になる部品やロケットの部材用途に、高性能複合材の需要が急速に拡大しており、高性能複合材は、金属や合金に比べて重量当たりの強度、耐熱性、耐久性に優れ、一般の構造材用の複合材より高い成長が見込まれます。同分野での高性能複合材の市場が今後10年で年率10%以上の成長を遂げ、2,000億円以上の市場規模に達すると予想している。

APIは1992年に設立され、高性能複合材に使用される配合樹脂に関する高い技術開発力を有し、複合材メーカーの戦略的サプライヤーとして配合樹脂を供給している。カネカも同市場の有力顧客に対してポリイミドフィルム(Apical®)、エポキシ樹脂用改質剤(Kane Ace® MX)などの高機能素材を提供しており、APIの買収により両社のコア技術を融合し当市場での成長を加速する。

API買収後も、M&Aや提携を加速させ航空・宇宙分野の高性能複合材領域でのさらなる成長を目指し、また、日本および北米のR&D拠点などのグローバルな資源を最大限に活用した研究や製品開発により、2025年には同分野において売上高200億円を目指す。

<Applied Poleramic Inc.の概要>
本社  :米国カリフォルニア州ベニシア市
事業内容:航空機などの部材に使用される配合樹脂の製造、販売
代表者 :Brian S. Hayes (President & CEO)
設立  :1992年
資本金 :619千USドル

(医薬品・化学製品製造のM&A)

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