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SYSホールディングス<3988>、組込みシステム開発の(有)テクノフュージョンを買収

掲載日:2017年11月16日

自動車、工作機械用ソフト開発や金融向けなどのシステム開発のSYSホールディングス(本社:愛知県名古屋市、代表:代表取締役会長 兼 社長 鈴木 裕紀)は、有限会社テクノフュージョン(本社:名古屋市中区、代表:代表取締役社長 赤尾 隆一、以下「テクノフュージョン」)の全株式を取得し、子会社化することについて決議したと発表した。

テクノフュージョンは、「熱意と技術で、ともに感動を。」を企業理念のもと、平成8年の創業 以来20年以上に渡り、自動車向けの組込システムの開発、通信制御系システムの開発を行っており、専門性の高い技術を蓄積することにより、車載ECU(電子制御ユニット)開発検査装置(シミュレータ)の開発 等で実績があり、大手自動車メーカー等の企業グループと直接取引を行っている。

SYSホールディングスグループは、「グローバル情報技術で笑顔を創る」というコーポレートステートメントのもと、総合情報サービス事業を提供しており、なかでもグローバル製造業ソリューションでは、環境保全や燃費対応、 自動運転への対応等から需要が高まっている車載ECU(電子制御ユニット)のシステム開発や検証等をグループの重要な成長分野と位置づけている。 また、成長戦略として赤字・債務超過の企業をターゲットとしたM&Aの検討を行っており、テクノフュージョンも検討時点で債務超過ではありましたが、当社内で、事業内容や財務情報の検討を 重ねた結果、当社グループとの営業連携や、改革による事業の効率化等の相乗効果により黒字化することで投資金額の回収が可能であると考えている。

以上により、テクノフュージョンの発行株式の全株式を取得し、連結子会社化すること で車載ECU(電子制御ユニット)領域において、さらなる事業の拡大が期待できることから、グループの企業価値を向上できると考え、取締役会決議に至った。

(IT・情報通信のM&A)

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