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東京センチュリー<8439>、約697億円で神戸製鋼所子会社の神鋼不動産を買収

掲載日:2018年05月01日

東京センチュリー(本社:東京都千代田区、代表:代表取締役社長 浅田 俊一)は、神戸製鋼所(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:山口貢)と日本土地建物(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平松哲郎、以下「日土地」)との間で提携関係を構築し、神戸製鋼所の100%子会社である神鋼不動産(本社:兵庫県神戸市、代表:代表取締役社長 花岡正浩)の発行済株式総数の70%を譲り受け、日土地が発行済株式総数の5%を譲り受けることについて、神戸製鋼所及び日土地との3社間で株式譲渡契約を締結したと発表した。取得価額は、約697億円。 なお、神鋼不動産は東京センチュリーの連結子会社となる予定。

東京センチュリーの不動産分野は、航空機、船舶、環境・エネルギーとならび、4つの柱のうちの一つであり、本件譲受けを通じて、神鋼不動産が有する総合不動産会社としての機能・プラットフォームを活用し、東京センチュリー、神戸製鋼所及び日土地の3社の力を融合することにより、開発から保有・管理、出口までの各ライフステージにおける事業機会の拡大や出口戦略の多様化など、シナジー効果の発揮を含めてさらなる発展を目指す。

東京センチュリーは、これまで優良パートナーとの良質な資産の積み上げに注力してきたほか、市況に左右されない安定収益基盤の構築と収益ソースの多様化を企図し、2016年6月には日土地とのアライアンスにおいても、日土地 アセットマネジメント株式会社に対する出資により、アセットマネジメント・ビジネスへの参入も果たしている。

今後、神鋼不動産に対する成長資金の提供も含め、東京センチュリーがこれまで培ってきた不動産事業のノウハウやネットワークも活用した様々な事業機会を創出し、リスク管理体制の強化をも図りつつ、神鋼不動産のさらなる成長・企業価値の向上を通じて、東京センチュリーの不動産事業の事業基盤を拡大・強化することにより、「金融×サービス ×事業」を一層推進する。

(住宅・不動産・ビルメンテのM&A)

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