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イエローキャブは、1月末で事業を停止し、事後処理を井上昌治弁護士(弁護士法人マーキュリー・ジェネラル東京事務所)に一任、自己破産申請の準備に入った。
イエローキャブは、1980年に野田義治氏と映画監督黒澤明氏の長男である黒澤久雄氏が共同で創業した芸能事務所で、過去には所属タレントである細川ふみえ、雛形あきこなど数多くのタレントがTVで活躍し、2004年1月期には年収入高約6億2100万円を計上していた。
しかしながら、2004年11月に経営上のトラブルで野田氏が退任したことを機に、所属タレントの移籍が相次ぎ、所属タレント数は大幅に減少し規模も縮小した。
その後厳しい運営を余儀なくされ、2014年1月期の年収入高は約2億200万円。そして、今年1月末に主力の所属タレントの佐藤江梨子、小池栄子との契約が満了となり今回の事態となった模様。
帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債額は約4億円の見通し。
同住所に所在するイエローキャブプラスについては、資本関係はないとし、現在も通常通り営業を行っている。
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