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三菱商事<8058>、日清食品HD<2897>のアジア4カ国の即席めん事業に資本参加

掲載日:2015年02月19日

三菱商事は、事業基盤強化の為、日清食品ホールディングス(以下、日清食品HD)と、日清食品HDがシンガポール、インド、タイ、ベトナム(以下、アジア4ヶ国)で即席めん事業を展開する各現地法人の議決権割合の34%を取得することを含む戦略的アライアンスに関する契約(以下、本戦略提携)締結に合意した。
三菱商事は、「経営戦略2015」において、アジアの成長を取り込む市場戦略を掲げており、国内外の有力な事業パートナーとの戦略提携等を通じ、アジア市場での事業展開を加速している。アジア圏において生活必需品となった即席めんの製造販売事業への参画は、三菱商事の海外における食品製造分野の中核事業と位置づけており、即席めんのパイオニアである日清食品HDの事業パートナーとして、三菱商事が培った原料調達から小売りまで繋がる垂直統合モデルの知見を生かし、アジア4ヶ国事業における企業価値向上を目指す。
「世界食」に育った即席めんの市場は成長を続けており、2012年には全世界で1000億食を突破した。その牽引役がインド、タイ、ベトナムなどのアジアの新興国。この3ヶ国では更なる需要の拡大が期待されており、日清食品HDの強みである開発・生産機能やグローバルブランド力を武器に、当社が経営参画することで、市場創出及びシェア拡大を目指す。また日清食品HDがトップシェアを有するシンガポールにおいても、事業基盤の強化に取り組む。
三菱商事はこのアジア4ヶ国における日清食品HDとの本戦略提携を発展・深化させ、両社のアジア事業を更に成長させると共に、夫々の市場ニーズに合った即席めんの市場を創出することで、新興市場で加速する食の多様化への対応を図る。

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