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タケエイは、営業面や工場運営等、経営の合理化・効率化を図るため、平成27年6月1日を効力発生日(予定)として、タケエイの100%出資連結子会社であるリサイクル・ピアを吸収合併することを決議した。
国土強靭化、インフラ整備、防災・減災のための国づくり、さらに国民待望の2020年東京オリンピック開催に向けた都市の再構築等、多岐に亘る国家的プロジェクトが、年明け以降いよいよ本格化してきた。こうした社会情勢に最大限対応するため、タケエイグループの主力事業である首都圏での建設廃棄物の処理・リサイクル事業に関して、最も効率の高い組織形態について模索した結果、リサイクル・ピアをタケエイの一工場と位置付けて一体運営することが、営業面や工場運営等、経営の合理化・効率化を図れるとの結論に至り、タケエイがリサイクル・ピアを吸収合併するに至った。今後は、東京(リサイクル・ピア東京エコタウン工場)・神奈川(タケエイ川崎リサイクルセンター)・千葉(タケエイ四街道リサイクルセンター)の3工場を有機的かつ一体的に運用し、全社一丸となって取り組む体制を早急に整備し、本格化の見込まれる都市の再構築にむけ、廃棄物処理・リサイクルという分野から、国家的事業への貢献を目指す。
リサイクル・ピアは、東京都スーパーエコタウン事業の参画事業として平成15年に設立され、平成17年より建設混合廃棄物の処理・リサイクル事業を開始。建設混合廃棄物の高度リサイクル施設として、全国初の国庫補助対象施設に選定(環境省/経済産業省)されるなど、タケエイグループの先進的な取り組みを象徴するリサイクル工場でもある。2他方、国内最大級の処理能力を有する川崎リサイクルセンターを擁するタケエイにおいても、首都圏における建設廃棄物の処理・リサイクル事業を主要な業務としている。タケエイとリサイクル・ピアは、顧客や許認可上の手続き等重複する点が多く、この点からも、別法人であることのメリット・デメリットについて検討し、両社一体となった運営形態が好ましいとの結論に至った。
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