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三井住友信託銀行、シティカードジャパンを買収

掲載日:2015年04月01日

三井住友トラスト・ホールディングスの子会社である三井住友信託銀行は、シティグループ・インク(、以下「シティ」)と、シティの日本におけるクレジットカード事業会社であるシティカードジャパンの全株式を取得すると発表した。
日本におけるクレジットカードの取扱高は、個人の消費生活におけるクレジットカード利用比率の高まりにより順調に拡大を続けており、クレジットカード市場は今後も成長が見込まれる有望なマーケットとなっている。
こうした中で、今般、三井住友信託銀行はクレジットカード事業の強化およびリテール事業の商品・サービスの充実を目的に、年内を目途にシティカードジャパンの株式を取得することとした。
シティカードジャパンは、日本最初のクレジットカードとして50年以上の伝統を有する「ダイナースクラブ」カードの日本における唯一の発行会社。また、「ダイナースクラブ」カードは、これまで培った伝統を通じ国際的なカードブランドの中でも極めて高いブランド力と優良な顧客基盤を築いている。
一方、三井住友信託銀行は、日本最初の信託会社をルーツとする90年以上の伝統を有する専業信託銀行として、長年にわたり信託銀行ならではの商品・サービスをお客さまに提供してきた。
本件株式取得により、双方がこれまで積み重ねてきたブランド力と伝統を活かし、お客さまにこれまで以上に優れた特徴ある商品・サービスをご提供することが可能となる。
三井住友信託銀行のお客さまには「ダイナースクラブ」カードをはじめとする、上質で付加価値の高いカードサービスをご提供させていただくとともに、シティカードジャパンのお客さまには三井住友信託銀行の様々な商品・サービスをご活用いただける機会を幅広くご提供してゆく方針。

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