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中外製薬<4519>があすか製薬<4514>へ抗甲状腺剤関連の販売移管

掲載日:2015年04月07日

中外製薬(本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治)とあすか製薬(本社:東京都港区/代表取締役社長:山口 隆)は、中外製薬が製造販売している抗甲状腺剤「メルカゾールR」(一般名:チアマゾール、販売名:メルカゾールR錠5mg、メルカゾールR注10mg)および抗甲状腺剤「プロパジールR」(一般名:プロピルチオウラシル、販売名:プロパジールR錠50mg)に関し、2015年4月3日に両剤の事業譲渡契約を締結した。本契約に基づき、両剤の製造販売承認に係る権利は本年10月1日より中外製薬からあすか製薬へ承継されることになる。なお、両剤の安定供給を鑑み、当初しばらくの間、中外製薬の製品が流通するが、その製品の消尽をもち、順次あすか製薬の製品へ切替る。
「メルカゾールR」および「プロパジールR」は、抗甲状腺剤に分類される甲状腺機能亢進症に対する標準治療薬である。「メルカゾールR」、「プロパジールR」は、甲状腺機能亢進症の多くの患者さんの治療への貢献を目指す。
中外製薬とあすか製薬は、「メルカゾールR」および「プロパジールR」の円滑な販売移管に向けて協働するとともに、今後も製品供給および医療ニーズに合った製品情報ならびに適正使用の推進に向けた活動を実施していく。

(医薬品・化学製品製造のM&Aニュース)

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