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機械・金属製品製造業界のM&Aニュース
リコー(社長執行役員:三浦善司)は、製造現場向けの新たな3Dプリント関連サービス「RICOH Advanced Direct Manufacturing Services(リコー アドバンスド ダイレクト マニュファクチャリング サービス)」の販売を4月27日から行うが、サービスの提供にあたり、世界大手であるストラタシス社(イスラエル、米国)の国内販売代理店であるアルテック(代表取締役社長:張能徳博、以下アルテック)と協業すると発表した。さらにアルテックを通じて、ストラタシス社の日本支社である株式会社ストラタシス・ジャパンとも協力体制を築く。
リコーは、昨年9月から3Dプリンターをキーとしたアディティブ・マニュファクチャリング事業(AM事業)を開始しており、新しいサービスはこの事業の一環として提供するもの。
工場で利用する治具や型などのツール類や最終的に製品に組み込む部品を3Dプリンターで直接製造するDDM(ダイレクト デジタル マニュファクチャリング)という手法が米国を中心に導入が広がっているが、この製造手法はリコーの工場でも導入しており、このサービスは、「RICOH Rapid Fab 厚木」(神奈川県厚木市)を拠点とし、専門の技術者と複数の方式の3Dプリンターを10台程度配置します。これにより、さまざまな材料による造形が可能で、特殊な材料を利用した部品や小ロットの生産にも対応できる設備を構築します。
「RICOH Advanced Direct Manufacturing Services」の提供にあたり、リコーからの直接販売に加え、アルテックを通じて、同社が持つ国内の製造業を中心とした顧客への販売も展開し、また、株式会社ストラタシス・ジャパンはリコーに対し技術面での支援を行います。こうした3社の連携によって、国内におけるDDMの導入と浸透を図る。
(機械・金属製品製造のM&Aニュース)
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