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マーレジャパン（本社：東京都豊島区/代表：ジャン・マーク・フィガリ）は、国産電機（本社：静岡県沼津市/代表：吉川力夫）の普通株式を公開買い付け（TOB）により取得する。

届出当初の買付け等の期間は、平成27年5月1日（金曜日）から平成27年6月16日（火曜日）まで（30営業日）。普通株式1株につき370円。現在、マーレジャパンは、国産電機の株式6,575,246（所有権割合39.09%）を所有しており、TOBにより国産電機を完全子会社としたい考え。

マーレジャパンは、ドイツの内燃機関部品メーカー・マーレーグループの日本における事業運営を行っている。マーレグループは、売上高が100億ユーロに達する規模の、自動車及びエンジン業界を支えるパートナー。一方、国産電機は、各種電装品や精密小型モーターなどを一貫生産体制のもと、製品開発から製造に至る技術力に強みを持ち、近年はインド及び中国、またタイにも海外進出を図っている。

マーレジャパンと国産電機は、業務提携関係及び資本提携関係を強化してきたが、TOBが成立し完全子会社となった後は、両社の生産拠点及び部品、原材料等の購買ネットワークの統合、技術ノウハウの共有、顧客ニーズへの対応などを進める予定。

＜国産電機株式会社の概略＞
名　称：国産電機株式会社
所在地：静岡県沼津市
代　表：代表取締役社長　吉川　力夫
事業内容：電装品、モーターの製造・販売

（機械・金属製品製造のM&Aニュース）