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富士フイルム<4901>、米国医療ITシステムメーカーTeraMedica社を買収

掲載日:2015年05月15日

富士フイルム(本社:東京都港区/代表:中嶋 成博)は、米医療ITシステムメーカーであるTeraMedica, Inc.(本社:米ウィスコンシン州ミルウォーキー、以下「テラメディカ社」)の買収を完了し、米国東部時間2015年5月11日より富士フイルムグループの100%子会社としたことを明らかにした。

テラメディカ社は、医用画像情報システム(PACS)の診断画像や各種動画など病院内の各診療科が扱う広範な診療情報を効率的に管理・保管するアーカイブシステムを提供しており、テラメディカ社のVNAは、その優れたシステム設計と拡張性が高く評価され、全世界で合計300以上の病院へ導入されている。

富士フイルムは、2013年より米国においてテラメディカ社と販売提携を行い、VNAの導入を進めてきており、テラメディカ社を子会社化することにより、病院内のデジタル化された広範な診療情報を一括管理できるVNAの導入をより加速させるとともに、病院間の診療情報を連携させるシステムを構築することで、地域医療連携の促進を図るとしている。

<テラメディカ社の概要>
社 名:TeraMedica, Inc.
設 立:2001年
所在地:米国ウィスコンシン州ミルウォーキー
事業内容:VNAシステムの開発・販売

(医薬品・化学製品製造のM&Aニュース)

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