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昭和リース、トーザイ貿易を買収

掲載日:2015年11月25日

 昭和リース(本社:東京都文京区/代表:土屋 明正)は、トーザイ貿易(本社:兵庫県神戸市/代表:前川 智夫)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。

 昭和リースは新生銀行グループの総合リース会社。情報関連機器、産業・工作機械、建設機械、医療機器、商業設備、航空機などのリース、割賦販売ならびに各種ファイナンス業務、生命保険の募集に関する業務を行っている。中でもリース業務に関しては、工作機械のリースや、動産の処分、リースアップ物件の処理などは業界でもトップレベルのノウハウを持つ。

 一方、トーザイ貿易は、各種建設機械・産業車両の中古売買を中核業務とし、特に仕入・審査に関するノウハウと、海外への販路に強みを有している。国内では数少ないパレードオークション(会場にバイヤーを集め、現物を一台ずつ自走させて競り上げるオークション形式)開催会社の一社でもあるなど、その高い専門性により、1989年の創業以来、業界内で確たる地位を築いてきた。

 トーザイ貿易が持つ中古建設機械に関する高い目利き力と販売力が、昭和リースグループの機能に加わることにより、顧客に対して一層「モノ」にこだわった質の高いサービスを提供する狙い。

(リースのM&Aニュース)

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