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IT・情報通信業界のM&Aニュース
セレス(本社:東京都港区、代表:都木 聡)は、決済連動マーケティング“CLO”(Card Linked Offer)アプリ「CRECO」を提供するアイ・ティ・リアライズ(本社:東京都渋谷区、代表:尾上 正憲)との間で、資本業務提携を行うことを決定したと発表した。
セレスは、スマートフォン端末をメインデバイスとするモバイルインターネットメディアを企画・開発し運営することを主業とし、国内最大級のスマートフォン向けポイントサイトであるモッピーに加え、モバトクとお財布.comを運営している。
また中期的には、スマートフォン端末とセレスのポイントメディアを活用した“O2O”(Online to Offline)ビジネスへ進出することにより、事業拡大を図っていく経営戦略である。
一方アイ・ティ・リアライズは、決済連動マーケティングサービスであるCLOアプリ「CRECO」を2015年11月より提供している。
「CRECO」ユーザーはアカウントアグリゲーションにより複数のクレジットカード利用履歴をスマートフォン上で自動収集及び一元管理できる上に、カード会社のポイントとは別にCRECOポイントを同時に貯めることができる。
CLOとは“Card Linked Offer”の略で、クレジットカードの利用明細からユーザーの決済履歴を分析して、趣味嗜好に沿った最適な割引クーポンなどを届けるサービス。CLOはユーザーにも店舗にも手間なしで便利にクーポンを提供できるO2Oビジネスとして世界中で急成長しており、アメリカのCLO関連市場は約5,800億円(参照:Aite Group)にのぼるとされる。
今後、セレスが顧客企業に対して新しいO2Oサービスの開発・提供をおこなうために、O2O領域に強みを持つアイ・ティ・リアライズとの間で資本業務提携を実施する運びとなった。
また、近時FinTech(フィンテック)と呼ばれるFinanceとTechnologyを併せ持つ領域のベンチャー企業が隆盛しており、技術革新により今後もより質の高いサービスが提供されていくことが予想されている。
セレスはFinTech企業であるアイ・ティ・リアライズへの出資を通じてFinTech領域とセレスが運営する各メディアとのビジネスシナジーの可能性を今後も追求していく考え。
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