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クレアHD、タレント・スポーツ選手マネジメント等のトラロックエンターテインメントを買収

掲載日:2018年12月26日

クレアHD(本社:東京都港区、代表:代表取締役社長 黒田 高史)は、トラロックエンターテインメント(本社:、代表:)の株式を取得し、その後、当社を株 式交換完全親会社、トラロックE社を株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを決議し、同日付で株式譲 渡契約及び株式交換契約を締結したと発表した。

クレアHDグループでは、中核事業である建設事業の再構築と、特定事業への集中リスクを軽減するための事業の多角化に同時に取り組み、グループ全体の事業成長と財務体質の改善による企業価値の向上を目指している。 建設事業の再構築に向けては、昨年度に培った建設実績をもとに、高齢者を対象とした施設・住宅の建設工事、東京オリンピック開催に向けた都心部を中心とする建設業界の活発化に伴う土木工 事や改装工事の受注を獲得し、当社グループ内に「土地の確保・開発」から、「建物等の建設」、 完成後の「不動産販売、運用・管理」、「リフォーム・メンテナンス」に至る一貫した機能の構築 に努め、他事業とのシナジーを創出できる体制への移行を進めている。

一方で、事業の多角化の一環として展開しているコスメティック事業におきましては、従来のコスメティック商品販売業務に、平成 30 年1月のアルトルイズム社の連結子会社化を機に、美容機器の販売・保守業務、及び美容関連広告業務を加えることにより業態を拡大させ、建設事業に並ぶ当社グループの柱としての事業の確立を目指している。また、当該アルトル社の連結子会社化により、事業の多角化の一環として飲食事業を当社グループの事業ポートフォリオに加え、経営基盤の構築を行ってきた。

トラロックE社は、スポーツ選手・タレントのマネジメント・プロモート業務、及びイベントの 企画・運営、並びに広告代理店業務等を展開する株式会社トラロックからの新設分割により、これ ら事業を引き継ぐ形で平成 30 年 10 月に設立された会社。同社は、新設分割以前を含め、これ までスポーツ選手に特化したマネジメント・プロモート業務を展開し、特にフィギュアスケート、 ボクシングにおいては、これまでに培ってきた経験と実績から高い評価を受けている。 フィギュアスケートにおいては、選手のマネジメントをはじめ、九州各地におけるアイスショー の運営、教室の開催等を手掛けており、フィギュアスケートのアニメ内での演技プログラムの作成 等、コンテンツ制作の実績もある。

一方で、ボクシングにおいては、選手のマネジメントをはじめ、最近ではアメリカのプロモーターと契約し、ボクシング試合のアメリカでの開催や日本人ボクサーのアメリカ進出を積極的に手掛けていく予定。 また、新たに柔道、テニスといった別のジャンルのスポーツ選手や文化人等のマネジメント(以 下、スポーツ選手、文化人等含め「アスリート」といいます。)を開始し、より幅広い活動を展開しており、芸能人を要するタレント事務所との差別化を図ることで、より早い段階での有望なアスリートとのマネジメント契約を獲得するため、積極的に取り組んでいる。

クレアHDは、当社グループにおいて、コスメティック事業の美容関連広告業務等を行っているアルトル社を通じて株式会社トラロック及びトラロックE社を知ることとなり、トラロックE社がすでに 契約しているアスリートやイベント興行におけるネットワーク、企画力を高く評価しておりました。一方で、トラロックE社は、2020 年の東京オリンピックを控え、各地において様々なイベントが企 画実施される中、地域・企業と連携した企画運営を行っていく上で、事業展開や企画イベントの規 模拡大のための資金力及び信用力等の強化が急務でありました。こうした状況において、当社は、トラロックE社の課題である資金力及び信用力等の強化を支援することで、トラロックE社の事業 が拡大していくものと判断いたしました。

当社グループは、特定事業への集中リスクを軽減するための事業の多角化を目指している中で、 スポーツ選手や文化人等といったアスリートのマネジメント・プロモート業務及びイベントの企画・ 運営ノウハウといった経営資源を当社グループが獲得することで、当社グループにメディア事業という新たな収益基盤が獲得できること、かつ、当社グループとの既存事業との相乗効果が見込めることから、ともに事業を発展させるための連携に向けて両社で協議を重ねました結果、トラロック E社が当社のグループに加わり、新たなメディア事業を展開すること、及びシナジー効果を発揮させていくことが最善の策であるとの結論に至り、本件統合による同社の完全子会社化を行うことと なりました。

トラロックE社を子会社化することで、新たなメディア事業が展開され、新たな収益基盤を確立 できるとともに、当社グループのコスメティック事業や飲食事業、建設事業、不動産事業とのシナ ジー効果を期待しております。具体的には、現在当社グループが展開している広告業務との協業によって、アスリートを採用したコスメティック機器や商品の開発、コスメティック商品や飲食店における販売促進等のプロモーション展開、トラロックE社が企画するイベントや教室等の会場設営を請負う建設事業や不動産事業による当社グループの収益拡大を期待している。

今後、トラロックE社において、人員体制の強化によるアスリートマネジメント・プロモート業 務の取引拡大のほか、イベント等の企画・運営において、当社グループのコスメティック事業、飲 食事業、建設事業、不動産事業との連携により、シナジーを最大限追求していくとともに、その他の事業分野や経営管理面においても、両社のノウハウ、ネットワークを含む経営資源を融合し、有効的に活用することにより、相乗効果を最大化して、トラロックE社を加えた当社グループの企業価値の向上を図る。

【株式取得の相手先の概要 (平成 30 年 12 月 21 日現在)】
名称: 株式会社トラロック
所在地: 東京都渋谷区神宮前三丁目 15 番 11 号
代表者の役職・氏名: 代表取締役 加藤 洋祐
事業内容: 不動産管理・コンサルティング業
資本金: 900 万円

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