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宅配弁当(デリバリー・仕出し)業界のM&A動向
コロナ禍の影響による新しい生活様式の浸透による 「巣ごもり」需要が拡大したことで、外食や小売り大手のデリバリー対応が加速しています。また、宅配弁当やミールキットの需要も急増しています。
それに伴い、宅配弁当(デリバリー・仕出し)業界では、 飲食業などからの新規参入が増えています。コロナ禍の前からも「高齢者や単身・共働き世帯の増加」「オンラインでの注文の普及」「消費増税後、軽減税率の適用」などの背景から、需要拡大していたこともあり、アフターコロナにおいても需要拡大が見込まれる業界です。
宅配弁当(デリバリー・仕出し)業界では、M&Aが比較的活発です。その背景には市場規模の拡大に伴い、競争が激化しており、経営が安定しない中小規模の会社が譲渡を検討していることが挙げられます。
また大手企業によるM&Aも活発で、コストシナジー(設備負担や配送車両負担を減らす)目的やエリア拡大の目的で買収を行っています。また介護施設、在宅介護の分野における宅配弁当(デリバリー・仕出し)業界の需要も多くあり、介護事業者が内製化を目的とした進出も多く見られます。こうした流れは今後も続くと見られています。
宅配弁当(デリバリー)業界におけるM&Aでは、売り手と買い手の双方にとってメリットがあります。売り手のメリットとしては、「従業員の雇用を維持できる」「後継者問題が解消する」「有力なグループの傘下で、安定的・効率的な事業経営ができる」といったことが挙げられます。買い手のメリットとしては、「顧客や従業員を獲得できる」「生産設備を取得できる」「事業基盤の拡大によりスケールメリットを享受できる」といったことが挙げられます。
現在、宅配弁当(デリバリー・仕出し)業界のM&Aは売り手市場です。宅配会社を経営されており、引退時期や後継者、競争激化による将来性など、様々な悩みをお持ちのオーナー様は、すぐに譲渡しなければならない状態になる前に、M&Aの専門会社などにご相談されることをお勧めします。早めに検討し始めることで、より相乗効果を発揮することができる最良の相手とのM&Aをじっくりと検討することができます。
譲渡企業 | 買収企業 | ||||
所在地 | 事業内容 | 譲渡理由 | 所在地 | 事業内容 | 譲渡理由 |
関東 | 食堂・ケータリング | 後継者難 | 関東 | プライベートエクイティファンド | 既投資先との連携による事業拡大 |
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