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人材関連・アウトソーシング業界のM&Aニュース
アウトソーシング(本社:東京都千代田区、代表:代表取締役会長兼社長 土井春彦)は、オランダの人材サービス会社OTTO Holding B.V.(以下「OTTO」社)の発行済み株式の56% を取得し、子会社化することを決議したと発表した。取得対価(概算額)は、約 8,866 百万円。
アウトソーシンググループは、日本国内において技術系と製造系を中心に人材サービスを展開しており、国内人材サービスは足元非常に好調ですが、アウトソーシングではその要因を、自動車産業のパラダイムチェンジや労働法改正など一過性のニーズと捉えており、今の好調は長く続かないと考えている。また、それとは別に人材の積み上げが トップラインの成長につながる人材サービスにおいて、人口が減少に向かっている国内では、今後、長期的な 大きな成長は望めないと判断している。
一方、世界の人口は70億から100億に増えていくといわれていますが、技術力や労働力を必要とする国と、逆にそれらが潤沢すぎる国の需給ギャップ課題が発生しており、人を活用する企業と働く側の双方に大きなメリットをもたらす、国をまたいだグローバルな人の流動化を当社のノウハウで行うことに大きな成長のポテンシャルを感じ、その戦略を模索している。
そのような中、アジアにおいては、アウトソーシンググループが、労働力が潤沢な国の労働者に対して言語・文化・慣習 等を教育し、労働力需要の旺盛な国へ人材を流動化させるというビジネスモデルにより、順調に業績が進捗している。 OTTOは、EU(欧州連合)の特色である人、物、資本、サービスの移動の自由を背景に、オランダ、ポーランドを中心に欧州において国境を越えた雇用サービス分野で一定の地位を築いている。
オランダでは業界8位・ポーランドでは同6位の売上規模を誇るOTTOは、中東欧EU諸国の採用ネットワー クからオランダ・ドイツへ労働力を供給するとともに、労働協約を締結しているウクライナやモルドヴァ等か らポーランドへも労働力活用の流れを作っている。 当社グループは、2017 年1月にドイツへ進出し、主に製造業へのスキルワーカーの派遣事業を行っている。OTTO グループ約 40 社とのシナジーにより欧州における人材採用ネットワークを確立し、国境を越えた 人材流動化を推進することで、欧州のみならず、グローバル規模での業容拡大を加速させる。
【異動する子会社(OTTO)の概要】
名 称: OTTO Holding B.V.
所在地: Keizersveld 51, 5803 AP, Venray, the Netherlands
代表者の役職・氏名: Managing Director: van Gool, Franciscus Wilhelmus Antonius Titus Maria
事 業 内 容: 持株会社 2
資本金: EUR 90,760
設立年月日: 1999 年3月5日
(人材関連・アウトソーシングのM&A)
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