セミナー参加を
ご希望の方
介護のM&A売却・事業承継案件一覧
CREASマッチング
お気軽にお問合わせください
03-3593-3239
CREASマッチング
2024.8.1更新
2024.8.9更新
2024.6.12更新
2024.3.13更新
買収希望条件を登録すると
Web上に掲載のない案件や
新着情報をいち早く入手できます。
2024.8.6更新
2024.4.23更新
2023.8.22更新
2023.8.22更新
2023.8.22更新
買収希望条件を登録すると
Web上に掲載のない案件や
新着情報をいち早く入手できます。
2024.8.6更新
EBITDAマルチプルは、近年増えている投資ファンドや大手介護事業者が買収する際の初期的な試算方法として使用されています。
EBITDAの値は、営業利益に減価償却費など(キャッシュアウトしない経費)を加算して算出します。これに3~10倍程度の倍率をかけて価値試算を行います。
倍率については、介護事業の種類やエリア、規模、買い手との相乗効果、買い手候補間の競争状況によっても大きく異なります。
その他の手法としては、事業譲渡の場合には、譲渡対象となる資産時価額、株式譲渡の場合には、時価純資産額も参考にします。
介護業界のM&Aは、リーマンショック後に落ち込みを見せたが、2012年ごろから再び増加傾向にあります。
業界のM&Aの件数には、有料老人ホーム運営、訪問介護や通所介護などの介護サービスのほか、介護支援ロボット開発や介護用品製造、介護施設向け食品などの周辺事業も含まれています。
介護業界の大手事業者は、コロナ禍での非上場化が相次いでいます。2020年にはニチイ学館がBain Capital(ベイン・キャピタル)と組んでMBOを行い上場廃止となりました。
また、2021年には投資ファンドMBKパートナーズがTOBでツクイホールディングスを取得しました。
同年、精神疾患患者に特化した訪問看護のN・フィールドは、投資ファンドユニゾン・キャピタルにTOBにより子会社化されました。
さらに、高齢者複合介護施設を「そよ風」のブランドで全国展開する介護事業者SOYOKAZE(旧ユニマット リタイアメント・コミュニティ)は、筆頭株主のユニマットライフによりTOBが実施されています。その後、2023年4月には投資ファンドMBKパートナーズがSOYOKAZE(旧ユニマット リタイアメント・コミュニティ)の株式を取得しました。
その背景には、介護報酬の引き下げや人材確保のコスト上昇などで経営環境が厳しくなっている中、コロナ禍で不透明感が増したことなどが影響しているとみられます。
その事例では、現状赤字であっても、譲渡先企業の経営資源を活用して、稼働率を上げたり、人材確保や運営体制の改善を行うことにより黒字化する見込みがあり、M&A成立となりました。
特に、以下の条件に当てはまる企業であれば、赤字でも売却できる可能性があります。
○ 優秀な人材や優れたノウハウなど、利益を生み出す経営資源を有している
○ 将来を見据えて事業への投資を行っていることが原因で一時的に赤字となっている
○ 買い手によるテコ入れやシナジー効果の創出により、業績の改善を期待できる
また、事業譲渡や会社分割の手法を用いることで、利益が出ている事業や買い手企業が欲しい事業のみを売却できるため、上記に当てはまらない企業でもM&Aの相手が見つかる可能性はあると言えます。
>>介護事業所の売却メリット・手続き・価格相場・M&A事例52選
コーポレート・アドバイザーズM&Aへお気軽にご相談ください。
M&Aに関する無料相談やセミナーを随時行っております。